3/27/2013

Good-bye & Hello


阪大では昨日25(月)に卒業式が行われました.大須賀・石川研からも修士7名,学部5名が学位を授与されました.今年は3月に入ってから暖かい日が続いたので,早咲きの桜の中での卒業式となりました.皆さんおめでとうございます.

3月は別れの季節です.大学の教員をしていると人を送り出す一方なので,毎年この時期に晴れがましくも寂しい思いをすることになります.ほとんどの学生が研究室に在籍するのは1〜3年,中でも一番多いのが学部+修士の3年間在籍するパターンです.見よう見まねで研究を始めて,卒論でようやく形ができてきて,学会に行って,いつの間にか後輩の指導をするようになったりして,ずいぶん成長したなあと思ったらもう修論を書いて卒業,ということの繰り返しです.


私は阪大に着任して3年,今年がいわば「完成年度」になります.着任時に卒論で配属された最初の学生達がこのたび修士を取って出て行くというわけです.最初からとびきり優秀な学生達に恵まれたので,「阪大生って優秀だなあ」という印象を持つことができました.この印象が続くかどうかは彼らの後輩達次第ですが,どうやら今のM1,B4を見ている限り間違ってはいないようです.

さて,卒業式が終わった翌日から新4年生の研究室配属行事が始まっています.今週末に配属が決まり,来週4月1日には,卒論生と外部から来るM1を合わせて10人近い新メンバーが研究室に加わることになります.彼らと過ごす研究生活がどんなものになるのか,今から楽しみです.願わくば,1〜3年後の別れが寂しくなるような日々になって欲しいものです.