4/01/2013

三叉ヘビが乗用車両として市販されます

私たちがこれまで研究を続けてきた三叉ヘビが,乗用車両として市販されることになりました.定員は3名,エンジンは星型3気筒・660cc,最高時速は3.6km/h(励振角周波数2π[rad/s]時)です. 軽自動車と同等の区分を走行できますが,周期入力の振幅が大きいと車線からはみ出すおそれがありますので,幅3m以下の道路を走行する時は振幅1/2・角周波数4倍のモードにする必要があります.

高速道路ではキャビンから手を伸ばして通行券を取るのが困難なため,全車に標準でETC機器が搭載されています.また搭乗者の体調管理のためのエチケット袋が大量装備されているなど,快適性への配慮も万全です. 先着予約をした333名の方に,2リンク目を追加するオプションキットをプレゼントしています(この場合は区分が大型車となります).

なお並行して球体移動ロボットの乗用バージョンの開発も進めておりましたが,現在のところ30秒以上継続して搭乗できた例がないため,実用化には至っておりません.引き続き鋭意研究を進めてまいります.

↑エイプリルフールです.どうもお粗末さまでした(4/2).