2012年1月6日〜7日に東京大学で行われた国際シンポジウム "Symposium on Developments in Control Theory towards Glocal Control" に参加してきました.
このシンポジウムは,制御理論分野の世界的な第一人者であり,2009年には計測自動制御学会会長も務められた東京大学の原辰次教授が60歳の誕生日を迎えられたのを記念して開催されたものです.
まる二日間にわたり制御界のトップランナーの方々の最新成果をじっくり聴き,またそれのみならず「日々何を考えて研究しているか」という哲学を垣間見ることができて,非常に刺激を受けました.こういう機会には自分だけでなくて,ぜひ学生を連れてくるべきだったなあと少し反省しています.本専攻(阪大機械工学専攻)からは,原研究室OBでもある浅井徹先生が講演をされました.
懐かしの工学部6号館 |
赤門 |
銀杏並木と安田講堂 |
私は大学院を出たあと東工大で原研究室の助手に採用していただき,その後研究室の移転にともなって東大へ異動し,今回の会場ともなった工学部6号館(計数工学科)で2年間を過ごしました.学生気分の抜けない生意気な若造だった私に,一流の研究者の「戦い方」を教えていただいた原先生には深く感謝しています.原先生,あらためて還暦おめでとうございます.
ペンシルロケット |