土曜日に
合原最先端数理モデルプロジェクトの研究集会「超離散とトロピカル幾何学」に参加してきました.最初は何のことかもさっぱりわからなかったトロピカル幾何学というものの片鱗が理解でき,自分が興味を持っていることと無関係ではないことがわかって,大変実りの多い研究会になりました.
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※写真は本文とは関係あるようなないような |
「トロピカル」って何か数学的な隠喩があって使われているのかと思っていたら,この分野を創始した数学者に南米などの研究者が多いからそう呼ばれるようになったんだそうで,本当に熱帯のトロピカルの意味だったんですね….
ご講演者の一人,京都大学の辻本諭先生には講演後もいろいろ教えていただいて,たいへん勉強になりました.講演ではアニメーションを駆使して様々な現象をわかりやすく解説して下さいましたが,そのうちの一部は
中村・辻本研究室Websiteの
Play with solitonで公開されています.離散ソリトンの挙動をインタラクティブに体験することができ,非常に面白いです.